花や野菜などを自宅で育てて楽しむガーデニング。
ガーデニングと聞くと、広めの庭でたくさんの植物を育てるイメージがあるかもしれませんが、現在では賃貸マンションなどのベランダでガーデニングを楽しむ人も多くいます。
そこで今回は、賃貸物件のベランダでガーデニングを楽しむコツと注意点についてご紹介します。
賃貸のベランダでガーデニングを楽しむコツ
賃貸物件におけるベランダは、そのお部屋の住人の専用スペースであるイメージが強いですが、実は共有部分として扱われます。
火災など緊急事態の際の避難経路として、ほかの入居者にベランダが使用されることを想定された造りになっているので、ベランダでガーデニングをする場合は、そのことを念頭に楽しむことが大切です。
そのことを前提として、ベランダガーデニングを楽しむコツをご紹介します。
<ウッドパネルを敷く>
ホームセンターなどで販売されているウッドパネルやペイントしたすのこをベランダの床に敷くことでおしゃれな雰囲気になります。
直置きにしないので植物にも優しく、ベランダの床も傷みにくくなるメリットもあります。
<人工芝を敷く>
人工芝は天然芝のように頻繁な手入れをする必要がなく、気軽に取り入れられます。
人工芝を敷くことで裸足でも歩くことができるようになり、太陽の照り返しを防ぐこともできます。
<フックで吊るす>
狭いベランダにはフェンスや壁にフックで鉢植えを吊るすと場所も取らず見栄えも良くなります。
100均などで手軽に手に入るブリキ缶やガラスなどでできたハンギングプランターを吊り下げると一層おしゃれ度が増します。
<育てやすい植物を取り入れる>
ベランダは使用スペースが限られているため、狭い場所や日が入りにくい場所でも育てやすい植物を取り入れることで、長くガーデニングを楽しむことができます。
特にハーブ系は狭い場所でも育てやすいだけでなく、虫よけ効果もあるのでおすすめです。
賃貸のベランダでガーデニングをする際の注意点
前項でも少し触れましたが、賃貸のベランダは災害時の避難経路としてほかの住人が使用する可能性が考えられます。
隣の部屋のベランダを区切る避難壁や、床に設置された階下に避難するための避難はしごを塞ぐ位置に鉢植えなどを置かないようにしましょう。
フェンスや壁に植物を吊るす際は、ベランダの外側に吊るすと落下してしまった場合は大変危険なので、内側に吊るすようにしてトラブルを事前に回避することが大切です。
ベランダの床にウッドパネルや人工芝を敷いた際は、床の間に湿気がたまりやすく、カビが発生してしまうこともありえますので、定期的なメンテナンスが必要です。
またウッドパネルや人工芝は砂やほこりがたまってしまいやすく、排水溝の詰まりの原因になるので定期的な清掃を心がけましょう。
そして、ベランダには耐荷重があります。
ベランダガーデニングの際は安全を考慮してできるだけ軽い素材のものを使用しましょう。
火災など、いざというときには軽いので移動しやすいというメリットもあります。
まとめ
賃貸のベランダでガーデニングを楽しむコツと、注意点をご紹介しました。
見た目にこだわったガーデニングは目を引きますが、安全性の問題や近隣トラブルに発展してしまう可能性があります。
ベランダガーデニングをする際はほかの入居者の安全に配慮して、自分なりに工夫しながら楽しむことが大切です。
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