敷金と礼金がゼロの物件は、ゼロゼロ物件と呼ばれており、初期費用を抑えられるため人気があります。
しかし敷金礼金なしの物件は、違約金の定めがあったり、原状回復費が高かったりと、注意点もあります。
今回は、敷金礼金なしのゼロゼロ物件についてご紹介します。
敷金礼金なし物件のメリットについて① メリットの前に概要を知る
1. 敷金礼金なしの物件とは
敷金礼金なしの物件は、敷金・礼金ともに不要の物件で、以前に比べると多く見かけるようになりました。
物件の供給が需要を上回っている地域では、空室リスクを避けるために敷金礼金なしの物件が多くなりがちです。
なお、近年は相続税対策でアパートなどを建てる人が増えているため、空室が目立つ地域もあります。
2. 敷金礼金なしの物件が増える時期
敷金礼金なしの物件は、引っ越しシーズン前の12月と、引っ越しシーズン後の4月中旬以降に増える傾向があります。
逆に、3月下旬~4月上旬の引っ越しシーズン中は、少なくなります。
引っ越しシーズン中も敷金礼金なしにしている場合は、注意したほうが良いかもしれません。
敷金礼金なし物件について② メリット
1. 初期費用を抑えられる
敷金礼金なしの物件で最大のメリットといえば、引っ越しの初期費用を抑えられることでしょう。
家賃10万円の物件を借りる場合、通常は敷金・礼金を1ヶ月分ずつ支払うために20万円の費用がかかりますが、敷金礼金なしであれば無料ですみます。
2. 借りる物件をランクアップできる
敷金礼金なしの物件では初期費用を抑えることができるので、借りる物件をランクアップできます。
たとえば家賃10万円を上限に部屋探しをしていた場合、敷金礼金なしであれば家賃11万円~12万円の物件を借りられるかもしれません。
敷金礼金なし物件について③ メリットだけじゃない!注意点も…
1. 違約金の定めがある
敷金礼金なしの物件の場合、賃貸契約書に数万円の違約金を設定していることがあります。
なんらかの事情で賃貸契約を途中で解約することになった場合、出費が大きくなるでしょう。
2. 原状回復費が高い
一般的な賃貸契約書には、退去時は入居人が物件を原状回復する旨の定めがあります。
敷金礼金なしの物件の場合、退去時に支払うクリーニング代などの原状回復費が高い場合があります。
まとめ
以上、敷金礼金なしのゼロゼロ物件についてご紹介しました。
敷金礼金なしの物件は、初期費用を抑えられるので人気がありますが、注意点もあります。
敷金礼金なしの物件を検討する際は、退去時の原状回復費なども含めて検討すると良いでしょう。
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