賃貸物件を内見する際には、部屋の間取りや周囲の街の様子など、さまざまなことをチェックしますよね。
その中でチェックすることを忘れてはいけないのが、部屋の状態です。
天井や壁に、カビやシミは発生していないか、壁紙は破れていないかなど、部屋の状態をしっかりとチェックしましょう!
カビやシミのチェックについて① カビの発生がないかチェックしよう!
カビは湿気の多いところを好みます。
そのため、湿気の多いところはカビが発生していないかどうか、念入りにチェックしましょう。
たとえば、収納スペースのような密閉された場所は、カビが生える可能性が高いので、要チェックです。
また、浴室も水気があり、湿度が高まるため、カビが発生しやすい場所です。
カビやシミのチェックについて② シミがないかチェックしよう!
カビをチェックしたら、続いてシミがないかチェックしましょう。
シミは壁紙のほかに、床のカーペットや天井にも発生します。
特に、天井にシミがある場合は、雨漏りしてしまう可能性があります。
天井にシミを見つけたら、雨漏りがあったかどうか、大家さんに確認をしましょう。
チェックしたカビやシミは誰が修繕するの?
さて、内見でシミやカビ、傷や汚れを発見したら、場合によっては壁や天井の張り替えといった、修繕の必要が出てきます。
この修繕は誰が行うのでしょうか?
一般的には、大家さんに修繕義務があります。
この修繕義務は、入居の前後を問いませんが、入居後に発見した場合「あなたが付けたのでは?」と疑われてしまうこともあるので、なるべく入居前にチェックして、シミやカビを発見・申告しましょう。
ただし、ちょっとした変色や汚れ程度では、住むこと自体に支障をきたすわけではないので、修繕義務は発生しません。
どうしても気になる場合は、自分で修繕を行うことになります。
シミやカビをチェックして発見したらどうするの?
シミやカビについて、大家さんではなく入居者が修繕義務を負わなければいけない場合はあるのでしょうか?
生活をしていれば、部屋はどうしても劣化してしまいますよね。
一般的に、そのような傷や汚れは、入居者が修繕義務を負う必要はありません。
ちょっとした傷や汚れが付くのは当然で、その度々に入居者が負担していたら、きりがないのです。
しかし、入居者が故意に、またはうっかりして、壁に大きな傷をつけてしまった場合は、入居者が修繕費用を負担しなければいけないケースもあります。
また、傷がついた経緯に関わらず、契約書に「修繕は入居者の負担である」と明記されている場合は、入居者が負担しなければいけません。
入居前から発生していたカビやシミについても、入居後に発生したものとみなされた場合、大家さんから修繕を要求される可能性もあります。
そのようなトラブルを避けるために、内見でシミやカビを発見した場合は、たいして気にならなくても、写真で記録を残しましょう。
記録しておくことで、退去時に「このシミやカビは入居前からあった」と証明することができますよ。
まとめ
賃貸物件の内見をするときには、まず壁紙や天井にシミやカビが発生していないかをチェックする必要があります。
シミやカビのほかにも、壁紙に傷がついていないか、剥がれている箇所がないかもチェックしましょう。
内見でシミやカビなどをしっかりとチェックすることは、入居後の快適な生活を保つためだけでなく、大家さんとのトラブル回避にもつながりますよ。
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