賃貸をお探しの際、物件情報に「エアコン付き」と記載された部屋を目にすることがありますよね。
しかし、内見に行くと古いタイプのエアコンが備え付けられており、「交換してほしいな…」と感じた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、賃貸のエアコンを交換するにはどうしたら良いのかについてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
賃貸のエアコンを交換するには？① 設備としてのエアコン
一般的に賃貸の設備条件に「エアコン」と記載されている場合、大家さんが設置した設備であることが多いといえます。
そのため、基本的なメンテナンスや故障時の修理・交換などは、大家さんが行う必要があり、費用も負担してもらえるでしょう。
しかしあくまでも、メンテナンスや故障による修理・交換が対象となるので、「古いから」といった借主都合でのケースでは対応してもらえない可能性もあります。
場合によっては、大家さんが新しいエアコンに交換してくれることもありますが、あまり期待はできないと理解しておきましょう。
賃貸のエアコンを交換するには？② 残置物のエアコン
賃貸の部屋に設置されているエアコンが、前の入居者が退去時に置いていった残置物だった、という可能性も考えられます。
残置物であるエアコンは、メンテナンスはもちろん、故障時の修理・交換義務が大家さんにないため、借主が費用を全額負担しなければならない場合が多いと言えるでしょう。
念のため、大家さんに確認をしてみることは可能ですが、費用を負担してもらえることは難しく、自己負担が発生するということを念頭に置いておきましょう。
賃貸のエアコンを交換するには？③ 注意点
賃貸のエアコンを交換する際は、急な故障でも自己判断で修理や交換をしてはいけない、ということを理解しておきましょう。
特に、残置物でない設備のエアコンが故障してしまったときには、業者に修理の依頼をする前に、大家さんに相談する必要があります。
また、広い間取りの場合は、複数のお部屋にエアコンが設置されていることがありますが、その全てが設備としてのエアコンとは限りません。
内見の際は、エアコンが設備なのか残置物なのかしっかりと確認し、契約書にもきちんと目を通しておきましょう。
まとめ
いかがでしょうか。
快適な暮らしになくてはならないエアコンですが、賃貸の場合はメンテナンスや故障時の修理・交換費用の負担で、トラブルになってしまう可能性があります。
内見時には設備か残置物、どちらのエアコンであるのかを忘れずに確認し、交換してほしい時は必ず大家さんに相談する必要があることを忘れないようにしましょう。
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