久留米市にて賃貸住宅を探している方で、「特定優良賃貸住宅」という種類の賃貸住宅があるのをご存知でしょうか?
この賃貸住宅を借りるためには条件を満たさなくてはなりませんが、国や自治体の家賃補助を受けることができます。
久留米市にある特定優良賃貸住宅はどういう制度なのか、メリットとデメリットについて解説します。
特定優良賃貸住宅とは?どのようなメリットがあるの?
特定優良賃貸住宅とは、質の良いファミリー向けの賃貸住宅を少ない負担で借りることができる国や自治体が取り組む賃貸住宅の制度です。
家賃補助を受けることができる上に、間取りの基準を満たすことが特定優良賃貸住宅の条件なので、ゆとりのある間取りのお部屋に暮らすことができます。
間取りの基準とは久留米市では50㎡以上125㎡以内のゆとりのある広さが条件です。
構造にも基準があり、耐火建築物または準耐火建築物が前提なので、火事が起きた時にも延焼しづらい構造になっています。
共同住宅や長屋が対象なので、戸建賃貸は該当しないようです。
以上のようにファミリー向け賃貸を借りるのにメリットが多めな特定優良賃貸住宅ですが、デメリットはどのようなものがあるのでしょうか?
メリットだけではなく特定優良賃貸住宅にはデメリットも
特定優良賃貸住宅のデメリットとは入居条件が厳しく、世帯所得に制限が出てくることです。
久留米市では世帯の合計所得が123,000円から601,000円以内であることが条件となります。
また、単身者は認められず、ファミリー世帯での入居が前提となります。
もちろんセカンドハウスの利用も認められません。
これらを踏まえて入居審査が行われますので、必ずしも誰もが入居できるわけではないのも特定優良賃貸住宅の特徴です。
そして何よりのデメリットですが、人気の制度である上に入居希望者に対して物件数が少ないために、抽選になることが多いことです。
せっかく良い物件を見つけても、入居出来ないのでは仕方ありませんし、「入居できたらラッキー!」くらいに考えておくぐらいが良いでしょう。
まとめ
久留米市でも取り組んでいる特定優良賃貸住宅は広い間取りのお部屋に家賃補助が出て安い賃料負担と非常に人気がある物件です。
しかし、入居するための審査条件が厳しく、それにより非該当になってしまうことも多いです。
物件数が少ない割には人気がある制度なので、抽選になり必ずしも入居できるわけではないので、メリットとデメリットを見極めておきましょう。
とは言え入居できたのなら家計の大きな助けになると思いますので、久留米市にて賃貸住宅を探す際には、「特定優良賃貸住宅」も是非検討してみてはいかがでしょうか。
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